今後の需要を考える

これから先のことを考えたとき、将来性のある仕事に就きたいとは誰しも考えるのではないでしょうか。ここでは、WebエンジニアとWebデザイナーで迷ったときの判断材料に役立つ内容をまとめています。また、需要のある人材になるためにやっておきたいポイントにも触れています。

Webデザイナーの今後

Webデザイナーは、インターネット技術やWeb業界の発展とともに需要が伸びている職種のひとつです。時代とともに衰退していく業界や職種があるなかで、Web業界そのものが今後需要が伸びていくといわれています。多様な働き方が浸透する動きが出ている昨今、Web業界はテレワークに対応しやすいという特徴も持っています。そのため、今後も業界全般の需要が増していくでしょう。しかし、需要が高まるということは競争が激化することを意味します。Webデザインを学びスキルを身につけた人が多くなるほど仕事も増えますが、仕事の単価を安く設定する会社が増えていく可能性が高まります。また、Webサイトやロゴ作成などはAIがカバーしてく可能性もあるのだとか。Webデザイナーとして将来にわたり活躍するためには、抜きん出たプラスアルファのスキルを磨く努力が求められるかもしれません。

Webエンジニアの今後

Webエンジニアは、Webデザイナーと同様に業界そのものの需要の伸びに期待が持てる職種です。その一方で囁かれているのが、将来のWebエンジニア不要説です。その背景には、将来ソースコードが要らなくなり、誰でも簡単にプログラミングやコーディングができるようになるといわれていることなどが挙げられます。そのため、プログラミングやコーディングのみできる人は活躍の場を失う可能性が出てくるかもしれないのです。そこで、Webエンジニアとして長く活躍していくためには、今後も需要のある言語や新たな分野の言語を習得することも有効だといえます。Webデザイナーと同じく、他者と差別化が図れるような才能が有利になるでしょう。

需要のある人材になるために

Webデザイナー・Webエンジニアともに、Web業界全体の需要の高まりとともに活躍できる人材が増え、競争率が激化する可能性があります。そこで勝ち抜くためには、他者を超えて必要とされるスキルを磨くことが大切です。資格取得は分かりやすい方法の一つで、WebデザイナーとWebエンジニアのうち目指したい方向に合わせた資格を取得するのもおすすめです。この他には、コミュニケーション能力や問題解決能力、マーケティングスキル、マネジメントスキルなども磨いておいて損はないでしょう。企業勤務、フリーランスを問わず常時完全単独で仕事ができるわけではなく、クライアントや同じチームの仲間とコミュニケーションを取る機会が必ず発生します。Webデザイナー・Webエンジニアとしての直接的なスキルのほかに、プラスアルファのスキルを徹底的に磨いておくと強みとしてアピールできるようになります。