Webエンジニア?Webデザイナー?

WebエンジニアとWebデザイナーを比較!直感型と閃き型

直感型か閃き型か

直感型か閃き型か

WebエンジニアとWebデザイナーの仕事の違いを比較してみると、それぞれに思考の型があることが見えてきます。どちらも同じIT職ということで外から見ると双方の仕事内容の境界線がわかりにくいかもしれませんが、これら2つの仕事は似て非なるものです。

Webエンジニアの仕事

今となっては多くの人の生活にとって、なくてはならない存在となっているWeb。専門知識のない人間にとっては未知の世界でありながら、パソコンやスマートフォンで不便なく使えることが当たり前のように感じられているものでもあります。無数のサイトやアプリケーションを活用したショッピングやゲーム、動画にSNSとWeb上で利用することができる様々なサービスを便利に活用することができるのは、Webエンジニアが様々なプログラミング言語を用いてコツコツと作業をしているからです。例えばかつての家庭用ゲーム機などのソフトは、一度完成したらそれ以上手直しをすることができないので何かの不具合や不便さがあったとしてもそのまま利用するしかありませんでしたが、Web上のゲームであればエンジニアが不具合のあった内容を修正して何度もアップデートを繰り返すことができるので、常に最善の状態を保つことが可能になります。

Webデザイナーの仕事

Webデザイナーの仕事は、クライアントからの依頼を受けて文字通りWebサイト上のデザインを行っていくことです。パソコンやスマートフォンで毎日何らかのWebサイトやアプリケーションに触れている人は多いかもしれませんが、それぞれに個性のあるデザインや文字の形、大きさ、画像やイラスト、全体のバランスなどが工夫されていることに気が付くかもしれません。それら動きのない平面的な部分に関するデザインを行うのがWebデザイナーの仕事です。デザイナーの中には簡単なプログラミングスキルがある人も少なくないので、Webエンジニアとの区別がつきにくいと感じられることもありますが、基本的に双方の仕事内容は別のものです。

直感のデザイナーと閃きのエンジニア

直感と閃きの2語を並べてみてみると、その意味の違いはそれほどないようにも思えるかもしれません。どちらも頭の中に瞬時に浮かぶ考えのようなものですが、WebデザイナーとWebエンジニアにこれらを当てはめて考えてみると、その違いが理解できるかもしれません。直感型なのはWebデザイナーで、見たものに対して理屈抜きにストレートに感じる傾向があります。一方でWebエンジニアは、理論的に説明できる形で答えを感じ取ります。つまり、1つのものを双方が見た時に同じ問題点に気が付いた時の感じ方として、デザイナーであれば理由はすぐには説明できないが何か違和感があると言うのに対し、エンジニアの場合これはおかしいという結論にその根拠となる理論を加えて言うという形になるということです。